F1ヘレス合同テスト2日目が11日(水)、スペインのヘレス・サーキットで行われた。トップタイムは、唯一2008年マシンで参加しているトロ・ロッソのセバスチャン・ブエミ。ブエミは、予選とレースのシミュレーション、そしてタイヤとリアサスメンションの評価を行った。2009年マシンの最速タイムを記録したのは、マクラーレンのヘイキ・コバライネン。MP4-24で110周を走行し、1分20秒799というタイムを記録した。しかし、この日のMP4-24には、2008年版のリアウイングが装着されていた。
レッドブルは、昨年11月の自転車事故で足を骨折したマーク・ウェバーが、F1マシンに復帰。ウェバーは、午前中のみRB5で走行する予定であったが、1日を通してテストをするのに十分な力強さを感じ、3番目に速いタイムを記録した。「今日走るにあたって数多くの質問があったが、これが答えになったと思う。僕自身としても、予想を上回る結果だった。コックピットに戻った初日にレースの距離を走ることができたんだ。メルボルンまで、まだ何週間も残す現時点でこれだけ走れたのだから良かったよ」 4番手タイムは、この日ウィリアムズFW31で初の本格的なテストを行った中嶋一貴が記録。最下位は、ルノーのネルソン・ピケJr.だった。ヘレスF1合同テスト2日目 (2009年2月11日)順位ドライバーチームマシンベストタイム周回1セバスチャン・ブエミトロ・ロッソSTR31分17秒5911432ヘイキ・コバライネンマクラーレンMP4-241分20秒7991103マーク・ウェバーレッドブルRB51分21秒321834中嶋一貴ウィリアムズFW311分21秒4511255ネルソン・ピケJr.ルノーR291分21秒90849
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