F1合同テスト2日目が16日(火)、スペインのヘレス・サーキットで行われた。2日目のトップタイムは、前日に引き続きセバスチャン・ブエミが記録した。この日は、レースドライバーのセバスチャン・ベッテルがレッドブルのテストに合流。ブエミは、ベッテルをコンマ3秒上回る1分17秒029を記録。先月のバルセロナ以来のテストとなるセバスチャン・ベッテルは、ターン1で数回コースオフするなど、まだ感覚を取り戻せていない様子。
「これまで非常に良いテストができているし、僕たちはラップごとに改善した。来年に向けて本当に良いことだし、満足している。スリックタイヤについてもより多くを学んでいるし、重要なことだね。明日も楽しみだし、もっと改善したい」と・セバスチャン・ブエミは2日目のテストを振り返った。3番手タイムは、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドが記録。ハイドフェルドは、標準仕様のF1.08をドライブし、メカニカル・セットアップの評価とスリックタイヤのデータを収集した。「午前中のディレイのあとは、天候はほぼパーフェクトだったので、全体的に楽しい1日だった。僕は、タイヤを比較するためにロングランだけでなくショートランも行った。セッションの終盤は、何度かレーススタートのシミュレーションをした。スリックタイヤで適応しなければならない部分でもあるね」ロバート・クビサは、KERSを搭載したF1.08Bに乗り込み、デバイスを使った戦略に集中した。ウィリアムズのテストには中嶋一貴が参加。2009年仕様のマシンで105周を走行し、1分20秒332を記録した。ヘレスF1合同テスト2日目 (2008年12月16日)順位ドライバーチームベストタイム周回1セバスチャン・ブエミレッドブル1分17秒029832セバスチャン・ベッテルレッドブル1分17秒319833ニック・ハイドフェルドBMWザウバー1分19秒303854ロバート・クビサBMWザウバー1分20秒006615中嶋一貴ウィリアムズ1分20秒332105
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