FORMULA 1 Gran Premio Santander d'italia 20081位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)「これを実感するにはしばらく時間がかかりそうだ。いつの日かF1カーを運転するのがぼくの夢だった。これまでもポールポジションやレース優勝を目標としてきたとは言え、それが今日になるとは思わなかった。素晴らしい気分だ。ここイタリアで目標を達成できたのも驚きだった。イタリアのチームはふたつあり、フェラーリの方が有名だが、今日のことでイタリアの人々にもスクーデリア・トロロッソのことを知ってもらえたと思う。F1に出場で...
2位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)「本当に接近したセッションだった。僕はほんの.076秒でポールを逃した。Q3での最初の試みはパーフェクトではなかったし、セッションの後半はより雨が降ってきて、改善するのはほぼ不可能だった。最後の走行で、全力を尽くしたけどセバスチャン・ベッテルを敗るには十分ではなかった。でも、彼には初ポールおめでとうと言いたい。それでも、まだ2番グリッドは明日のために良い土台だ。僕たちのマシンはウェットとドライの両方で良いペースを示しているので、自信があるよ。」3位 マーク・ウェバー (レッドブル)「Q3の1回目のアタックであまり良い走りができなかったし、再び雨になると聞いていたので、このセッションはダメかと思った。最後もあんなコンディションだったので良い予選ラップを走り抜くのは難しかったが、やらなければならないと思った。ふたつのシケインで失敗しないことが一番重要だった。特にアスカリ・シケインはレールの上を走らなければならないようなコンディションだったので、集中力を要した。それをもう一度確認したことが、あのラップタイムに繋がった。明日も同じようなコンディションになれば、かなりおもしろいレースになるだろう。ここ数レースのトロロッソは速い。今日もとても良いパフォーマンスだった」4位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)「ちょっとクレイジーなコース・コンディションだった。セブは素晴らしい予選ラップに成功して、ポールポジションを獲得した。彼にとっても、チームにとっても、素晴らしい結果だ。2台揃ってフロントロー2列に入れたことも最高だ。ぼくもしばらくは3位だったが、文句はない。ドライのフリー走行での調子を考えると、これ以上の結果はない。こういうコンディションでは全てが平等になるし、クルマの感触が良ければアタックできる。それが今日のぼくたちだった。チームはとても信頼性が高く、特にウェットで運転しやすいクルマを与えてくれた。チームの全員が最高のパフォーマンスだった」5位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)「今日の結果は本当に嬉しいね。良い予選セッションだったし、コンディションに関わらず、マシンは快適でコンスタントに上位にいることができた。この状況でも、予選にあまり妥協はなかったし、レースのために良い戦略プランがある。アクアプレーニングに関してかなり危険だったので、明日は今日のようにたくさん雨が降らないことを望むよ。明日は良いスタートポジションなので、雨の量が合理的なら、ドライでもウェットでも気にならないね。」6位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)「とても難しい予選だったけど、全体的にはかなり満足しているよ。もっとうまくできたのは事実だけど、もっと悪くなる可能性もあった。チャンピオンシップ争いをしているメインのライバルの前にいるので、まだ良いグリッドポジションだよ。今日は特にQ2で、至るところでアクアプレーニングになり、コンディションが非常に重要だったし、視界も悪く、特にトラフィックの中では、状況はより悪かった。それでも僕はなんとかタイムを改善させて、Q3に進むことができた。それは重要なことだ。明日はできるだけ上位でフィニッシュしなければならないし、ポイントを獲らなければならない。非常にタフなレースになるだろうけど、とてもコンペティティブなマシンを信頼することができる。」7位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)「とても大変なセッションだったよ。クルマをドライブするのは厳しかったし、視界はすごく悪かった。第2セッションのある時点において、ストレート上でセバスチャン・ベッテルが、私の前で突然ペースダウンしたんだ。このようなコンディションで、アクシデントにならなかったのはラッキーだったよ。だから、あの瞬間は危険だったね。それでも、良い予選を行えたから、我々はハッピーだよ。明日の準備に向けて良い位置にいるし、レースでは我々のベストを尽くしていく。モンツァにはとても多くのモータースポーツファンがいるから、ここはいつも特別な雰囲気に包まれているんだ。私のホーム・サポーターの前で、良い結果を獲得するために、一生懸命頑張るよ。」8位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)「今日はかなり満足しているよ。たとえドライだったとしても、僕たちの状況が簡単にいくとは思わなかったからね。トラックコンディションは非常に困難だった。Q3に到達できたことは明日のために良いポジションからスタートできる。もちろん、レースはタフになるだろうし、まだ多くが未知数だ。明日の天候は、もう一度、物事を変化させるだろう。」9位 ティモ・グロック (トヨタ)「今日は、第3セッションまでうまく進めたよ。午前中は良かったし、午後に行われた、第1セッションと第2セッションまでは引き続き良かったのだけれど、最後の10分は厳しいセッションだった。とても奇妙なのだけれど、クルマは前のセッションほどうまく機能しなかったんだ。思うに、タイヤの温度を保つのに手こずってしまい、クリーンラップが取れなかったんだ。だから残念だったけれど、それでも我々は明日に向けて良い状態にあるし、強い結果でレースを終えるために、ベストを尽くすよ。」10位 ニック・ハイドフェルド (BMW)「予選の間、コンディションはかなり難しかったけど、序盤はかなりうまくいった。いったん、予選でトップ10にはいたら、もっと上を期待していた。最後のラップは期待はずれだった。グリップが多くなるどころか、より少なくなった。なぜこれが起こったかすぐに考えなkればならない。」11位 ロバート・クビサ (BMW)「今日はトップ10と予選Q3セッションとのギャップが非常に狭かったので、少しアンラッキーだった。僕たちはこのセッションでピットストップを予定していなかったので、予選Q2セッションで新しいタイヤセットを履いたんだ。もう2〜3周、タイヤを働かせる必要があった。トラックは最初のラップのあと乾いてきたけど、そのあと雨が激しく降りはじめて、残念ながらラップタイムを改善させ...