F1ヨーロッパGPの決勝レースが24日(日)、スペインのバレンシア市街地サーキットで行われた。優勝は、地元スペインのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。これまで7レースで7人のウィナーが生まれていた今年のF1で、フェルナンド・アロンソが2勝目を挙げ、チャンピオンシップ首位に躍り出た。2位にはキミ・ライコネン(ロータス)、3位にはミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が入り、F1復帰後初となる表彰台を獲得した。
レース序盤は、ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が独走する展開。しかし、中盤のセーフティカー後にマシントラブルによりベッテルがリタイア。続いて、2番手を走行していたロマン・グロージャン(ロータス)もストップ、終盤にはルイス・ハミルトン(マクラーレン)もクラッシュによりリタイアするという出来事の少ないヨーロッパGPにしては波乱のレース展開となった。小林可夢偉(ザウバー)は、第1スティントでは4番手まで順位をあげる走りをみせていたが、1回目のピットストップ後にブルーノ・セナと接触。その後、セーフティカー後にフェリペ・マッサ(フェラーリ)と接触し、ピットに戻ったものの、そのままリタイアした。この接触が原因で、小林可夢偉には次戦F1イギリスGPで5グリッド降格ペナルティが科せられた。F1 ヨーロッパGP 結果 順位No.ドライバーチーム 15フェルナンド・アロンソフェラーリ 29キミ・ライコネンロータス 37ミハエル・シューマッハメルセデスAMG 42マーク・ウェバーレッドブル 512ニコ・ヒュルケンベルグフォース・インディア 68ニコ・ロズベルグメルセデスAMG 711ポール・ディ・レスタフォース・インディア 83ジェンソン・バトンマクラーレン 915セルジオ・ペレスザウバー 1018パストール・マルドナドウィリアムズ 1119ブルーノ・セナウィリアムズ 1216ダニエル・リカルドトロ・ロッソ 1321ヴィタリー・ペトロフケータハム 1420ヘイキ・コバライネンケータハム 1525シャルル・ピックマルシャ 166フェリペ・マッサフェラーリ 1723ペドロ・デ・ラ・ロサHRT 1824ナレイン・カーティケヤンHRT 194ルイス・ハミルトンマクラーレン  10ロマン・グロージャンロータス  1セバスチャン・ベッテルレッドブル  14小林可夢偉ザウバー  17ジャン・エリック・ベルニュトロ・ロッソファステスト:1分42秒163 /ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
全文を読む