ルノーF1の2018年F1マシン『R.S.18』と2018年型F1パワーユニット『R.E.18』の主要諸元およびスペックが発表された。ルノーF1は20日(火)に新車『R.S.18』をオンラインで公開。2016年にワークスチームとしてF1に復帰したルノーは、3カ年計画でワールドチャンピオンを狙えるチームを構築していくことを掲げており、今年はその最終年となる。
2018年のF1レギュレーションは昨年から大幅な変更はないが、コックピットッ保護デバイス『Halo』、そして、シャークフィン、モンキーシート、Tウイングの廃止により、ルックス的には昨年から大きく変わることになる。Haloの追加により、マシンの最低重量は733kgにアップしている。また、2018年のF1世界選手権からルノーはワークスチームとレッドブルに加え、新たにマクラーレンにパワーユニット『R.E.18』を供給。スペックでは馬力が昨年モデルよりも50馬力アップされている。ルノー R.S.18 主要諸元名称RENAULT R.S.18シャシー最低重量および最大耐力で設計されたルノー・スポールF1・チーム製カーボンファイバー&アルミニウム・ハニカム・コンポジト・モノコック。ルノー・スポール性パワーユニット搭載(ストレスメンバー)フロントサスペンションカーボンファイバー製プッシュロッド式トーションバー(トップ&ボトム・ウィッシュボーン)リアサスペンションカーボンファイバー製プルロッド式トーションバー(トップ&ボトム・ウィッシュボーン)トランスミッションセミオートマチック・シーケンシャル電子制御(クイックシフト) 8速+リバース1速 チタニウム製ギアボックスホイールOZ製 マグネシウムホイール燃料システムケブラー強化ラバー燃料タンク ATL製エレクトロニクスMES-マイクロソフト製スタンダードECUブレーキシステムブレンボ製 カーボンディスク、パッド、キャリパーAPレーシング製マスターシリンダーコックピット取り外し可能なカーボンコンポジット製シート、6点式ハーネス・シートベルト、ステアリングホイールには、ギアチェンジパドル、クラッチパドル、リアウィングアジャスターが組み込まれている。フロントトラック1600mmリアトラック1550mm全長5480mm全高950mm全幅2000mm重量733 kg(ドライバー、車載カメラ、バラストを含む)パワーユニットルノー R.E.18 スペック型式R.E.18排気量1.6L V6気筒数6最大回転数15,000プレッシャーチャージングシングル・ターボチャージャー、ブースト圧無制限(5bar abs)最大燃料流量100kg/h レース毎の許容燃料量105kgバンク角90°ボア80mmストローク53mmクランク高90mmバルブ数24燃料直接燃料噴射MGU-K(回転数)最大50,000rpmMGU-K(パワー)最大120kWMGU-K(エネルギー回生量)最大2MJ/周MGU-K(エネルギー放出量)最大4MJ/周MGU-H(回転数)100,000rpmMGU-H(エネルギー回生量)無制限馬力950馬力以上重量145 kg(FIA既定の最低重量)ルノー R.S.18 画像ギャラリー関連:ルノーF1、2018年F1マシン『R.S.18』を発表
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