ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、2011年のロバート・クビサのチームメイトについて大きなヒントを述べた。ルノーは、安定した財源を有するヴィタリー・ペトロフを保持するか、潜在的な候補者との交渉を推し進めるかを比較検討している。最も注目されている候補者はキミ・ライコネン。昨年末にフェラーリを去ったライコネンは現在WRCにフル参戦している。
「そうだ。キミは我々に接触してきたが、まだ議論はしていない」とエリック・ブーリエは Auto Hebdo にコメント。「我々がヴィタリーを保持しないと決断した場合は、そういうシナリオもある」ライコネンがまもなく終わるフェラーリの収入の代わりを探しているとの報道についてエリック・ブーリエは「確かなのは、ライコネンと交渉すると決めた場合は彼の復帰への本当のモチベーションを評価するために彼に会いたい」と述べた。「キミ・ライコネンか他の誰かに関係ないく、我々とレースをすることへの特別なモティベーションが欲しい。彼がフィンランド人、中国人、フランス-スイス人かどうかに関係なく、彼はモティベーションを証明しなければならない」エリック・ブーリエが挙げた国籍は、ルノーのリザーブドライバーを務めるホーピン・タン(中国人)とグラビティのマネジメントを受けることになったロマン・グロージャン。ルノーについては、エイドリアン・スーティルも候補として名前が挙げられており、スペインの ASは、ハイメ・アルグエルスアリもルノーとコンタクトをとっていると報じている。2001年にキミ・ライコネンがF1デビューした際のボスだったペーター・ザウバーは「個人的には、キミが戻ってこれば嬉しいね。彼は非常に特異であり、才能がある」とコメント。シンガポールGPでF1復帰を果たしたニック・ハイドフェルドは「彼はまったく問題なく復帰することができるだろう。僕は長い間ドライブしていなかったけど、それでもまったく同じフィーリングで戻ってきたと感じている」と述べた。ライコネンのチームメイトになる可能性もあるロバート・クビサは「僕がキミの立場だったら、ラリーに留まるかもしれない」とコメント。「彼に留まって欲しいからそう言っているわけではないよ」