ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、2021年にエステバン・オコンがシートを喪失するとの噂を否定。2020年のここまでのパフォーマンスは“恥ずべきものではない”と語った。今週、アルピーヌF1に名前を変える2021年にルノーは、モンツァのウィナーであるもう一人のフランス人ドライバーのピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)との獲得を検討している可能性があるとの噂が浮上した。
2018年にフォース・インディアのシートを失って2019年はF1を離れることになったエステバン・オコンは、今季ルノーのF1ドライバーに就任。だが、ダニエル・リカルドはニュルブルクリンクでの3位表彰台を含めた78ポイントを獲得しているのに対し、今年ここまで36ポイントしか獲得できていない。しかし、シリル・アビテブールは、エステバン・オコンを擁護している。「彼は災害ではない状況では非常に実用的なはずだ」とシリル・アビテブールは主張。「彼が信頼性によって失ったポイントを含めれたとしても、彼はまだダニエルの後ろにいるだろうが、実際にはかなり近い」「そして、我々が話しているのはダニエル・リカルドだ。彼(オコン)にはこれほど強いチームメイトがいなかった。彼には良いチームメイトがいた。特にペレスは強いが、ダニエルはもっと強いと思う」シリル・アビテブールは、エステバン・オコンは仕事に戻って進歩を続ける必要があると語る。「彼は自分自身に現実的な目標を設定し、現在のパフォーマンスも見るべきだ。彼は恥じるべきではない」とシリル・アビテブールは語った。「多くの若いドライバーのように、彼は時々焦って小さなミスを引き起こす。しかし、それを修正できないとは心配していないし、チームのサポートがあれば修正されるだろう」関連:ピエール・ガスリー、2021年のルノーF1への移籍を目指して交渉?