ルノーが、今週のヘレステストで中国人ドライバーであるホーピン・タンを起用したのは、今後のチーム売却と関連があるのではとスイスの“Motorsport Aktuell”は報じている。ルノーは年内にも今後のF1活動について発表するとしているが、フルコンストラクターとしての活動を終了し、2010年以降はエンジンサプライヤーとしてF1に関わるとの推測が広まっている。
同誌は、ルノーF1チームの買い手候補として、マングローブ・キャピタルの共同設立者ジェラルド・ロペスの名を挙げている。また、ルノーが若手ドライバーテストに中国人ドライバーであるホーピン・タンを起用したことも関係者を驚かせている。関係者は、ホーピン・タンが、スポーツマネジメント会社「グラビティ」と契約していることに注目。マングローブ・キャピタルのジェラルド・ロペスは、グラヴィティにも関わっており、それがタンのルノーテストを実現させたと同誌は推測。また、今回のテストには大勢の中国メディアが取材にあたっており、F1中継契約を結んでいる国営テレビ局のCCTVが含まれていることも推測を深めている。
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