ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、2021年にF1復帰することを決定したフェルナンド・アロンソが今季のFP1セッションで走行する可能性を除外した。数か月間の噂と推測の後、7月8日(水)にフェルナンド・アロンソの古巣ルノーF1での2021年のF1復帰が発表された。マクラーレンF1に移籍するダニエル・リカルドの後任となる。
フェルナンド・アロンソは、ルノーF1を“ファミリー”と称し、シリル・アビテブールはアロンソを“強力な資産”だと表現。相思相愛ぶりをアピールした。フェルナンド・アロンソのF1復帰は、すぐにアロンソがどのようにF1ライフへの移行が開始するかに議論は映った。ルノーF1は、今季中に何度かフェルナンド・アロンソにFP1セッションで2020年F1マシンでの走行機会を与えることを検討するかもしれないとの推測もあったが、シリル・アビテブールはそれが現実になることは想定していない。「アロンソにはレーシングカーやF1マシンーの手順に慣れるのにFP1が必要だとは思わない」とシリル・アビテブールは語った。「彼がそれを必要としているとは思わない。そういった計画はない」「もちろん、機会があるかどうかは確認していく。2018年マシンで彼を走らせる可能性は常にある」「だが、改めてはっきりさせておきたいが、明確なプランはない。だが、FP1に関する限りそれはノーだ。私はそれが必要な投資だとは考えていない」しかし、フェルナンド・アロンソがエンストンのファクトリーを訪問するプランは進行中だ。シリル・アビテブールは、アロンソの帰還はチームのモチベーションを大きく高めることになると感じていると語る。「どこかの時点で彼はチームに会うために我々のファクトリーに来ることになるだろう」とシリル・アビテブールは続ける。「我々が仕事をしているなかで、来年に先立ってチームと親しくなる時間を設けるのは素晴らしい機会だ」「彼はスタッフのモチベーションを高めてくれることだろう。特にエンストンで勤務している多くの人々は、フェルナンドが我々と最初のタイトルを獲得したときはおそらく学生だったからね」「彼らにとって彼がどういう人間なのか、パフォーマンスと勝利のための彼の文化に触れることで、勝利の文化がアロンソからもたらされる」「当然ながら、我々はその機会をチームのためにできる何かのために利用していきたいと思っている」 この投稿をInstagramで見る Fernando Alonso(@fernandoalo_oficial)がシェアした投稿 - 2020年 7月月8日午前10時25分PDT
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