ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、DPワールドというタイトルスポンサーを獲得したことでF1での長期的な将来を確保できると語る。ルノーF1チームは3月11日(水)、ドバイの物流会社であるDPワールドとのタイトルスポンサー契約を発表。2020年のF1世界選手権からシーズンからルノー DPワールド F1チーム(Renault DP World F1 Team)として参戦する。
親会社であるルノー・グループは、全面的なコスト削減を目指しており、F1チームを保有していることが有益かどうかを議論していることを公にしていた。ルノーが確実にF1を継続する保証はないと主張していたシリル・アビテブールは、タイトルスポンサーの獲得が、来年導入される予算上限と相まって、F1継続を大きく支援することになると語る「助けになると思うし、正しい方向への一歩であることは確かだ」とシリル・アビテブールは語る 。「それが我々が冬に言っていたことであり、すべてが良い方向に向かっている」「ご存知の通り、決定していることもあれば、まだ決まっていないこともある。議論は続いており、残念ながら、我々は再びF1の”政治”に参加することになるだろう」「単にパートナーシップを結んだからといって、ここで我々が長期的にF1コミットするかどうかを確認することはでない。だが、それは間違いなく大いに役立つ」シリル・アビテブールは、まだ発表されていないートナーシップはあると語った。「完了するまで物事は決して完了しない。まだ議論されているものはある」とシリル・アビテブールは語った。関連:ルノーF1チーム、DPワールドとのタイトルスポンサー契約を発表
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