ルノーのF1チーム代表シリル・アビテブールは、ルノーはF1で“最強のF1エンジン”を持っていると主張する。今年はホンダのF1エンジンの進歩が脚光を浴び、メルセデスやフェラーリに匹敵するレベルに達したと報じられる一方で、ルノーのF1エンジンはホンダに遅れをとったというのパドックの見方でもある。
しかし、シリル・アビテブールは、ルノーも大きな進歩を遂げたと Auto Motor und Sport に語った。「我々の測定によると、我々とフェラーリはレースで最強のエンジンだ。そのあとにホンダ、そして、メルセデスがくる」とシリル・アビテブールはコメント。だが、メルセデスの情報源は異なる見方をしている。「ホンダ、ルノー、そして、我々との差は最小限になった。フェラーリだけが際立っている」とエンジニアリング系の情報筋は語った。また、メルセデスのエンジン責任者であるアンディ・コーウェルは、F1チームが主にGPSを用いてエンジンパフォーマンスを測定し、比較するする方法は完全には正確ではないと語る。「特にレースではエンジンパワーをフィルタリングするのは本当に難しい」とアンディ・コーウェルは語った。
全文を読む