ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、同社のF1エンジンはしばらく前に1000馬力を壁を破っていると改めて語った。先月、ルノーのF1エンジン責任者を務めるレミ・タフィンも1000馬力超えを主張していたが、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに小馬鹿にされていた。
「まあ、彼らが1000馬力あると主張するなら、クルマが本当に酷いんだろうね」とマックス・フェルスタッペンは笑っていた。しかし、ルノーF1チームは、パワーサーキットである先週末のモンツァで4位と5位でフィニッシュするという力強い週末を過ごした。その理由を説明するよう求められたシリル・アビテブールは「答えはパワーとドラッグだ」と Auto Hebdo にコメント。「我々が強力なエンジンを搭載していることは間違いない。数戦前に1000馬力を超えている」「一部の人がそれについて懐疑的で軽口を叩いていることは知っている」とシリル・アビテブールは付け加えた。「だが、測定値とGPSデータがあり、それは現実だ。エンジンの使用に関するリスクがあるため、常に望み通りに利用できるとは限らないがね」しかし、シリル・アビテブールは、ルノーが冬と2019年シーズンを通してにエンジンで大きな前進を果たしたことを疑いがないことだと語る。「モントリオール、スパ、モンツァの我々のレベルを見れば、批判はあり得ない」とアリル・アビテブールは語る。「信頼性については引き続き批判されている。信頼性は2016年にヴィリーで再編成を開始した。そして、3年後に我々はトップレベルのエンジンを使用している」シリル・アビテブールは、次の目標は信頼性とシャシー側を改善することだと語る。「我々はすでにより良いレベルにしたいと思っていたが、その側に必要な慣性には少し長くかかる」