ルノーF1チームは、アップグレード版“スペックC”エンジンを今後のレースのために温存。土曜日から“スペックB”に戻している。ルノーは、F1ベルギーGPの金曜日に“スペックC”エンジンをダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグに投入。マクラーレンのカルロス・サインツにも搭載された。
しかし、土曜日の朝、ルノーは“スペックB”にエンジンを戻したことを確認。カルロス・サインツも同じように旧スペックに戻した。「残りの週末に向けてスペックBエンジンに戻した」とルノーは確認した。「オーバーテイクの可能性のあるコースでペナルティを受け、残りのシーズンに必要な追加のICEをプールに入れる計画だった」すでに3名はスペックCエンジンを使用しているため、F1ベルギーGPの決勝では5グリッド降格ペナルティを受ける。マクラーレンのカルロス・サインツは、ルノーの最新のエンジンアップグレードに失望していると認める。「新しいエンジン? 何も気づかなかなった。パフォーマンス面で新しいものは何もない」とカルロス・サインツはコメント。「これはスペックCなので、これ以上のエンジンの改善はない。もう少し期待していたけど、正直なところ、ほとんど何もない」カルロス・サインツは、以前のルノーのアップグレードも期待外れだったと語る。「3回のエンジンの進化があった。でも、1回目も2回目も気づかなかった。僕たちのトップスピードは悪くはないけど、それ以外に大変革はなかった」
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