ルノーF1チームは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、ダニエル・リカルドが8位、ニコ・ヒュルケンベルグが10位でレースを終えた。シリル・アビテブール(チーム代表) 「2台揃ってトップ10圏内という今日の結果には全体的に満足できる。しかし、もっと上位の結果に入れたことも分かっている。まずダニエルに関してはセーフティカーの出動がなければもっと上位に行けたかもしれない」
「だが、我々はレース前半で完璧なアンダーカットを成功させていたので、彼をピットに入れるという対応は正しかった。次にニコについてはハードを最後まで持たせるという素晴らしいレース運びをしてくれた。しかし、ダニエルより先に彼のタイヤはなくなっていたので、予定より早くピットに入れることもできたかもしれない。それでも逆境にもかかわらず1ポイントを獲得した彼は大きな賞賛に値する。しかし、全体としてはこのパワーセンシティブなサーキットで、予選でもレースでも我々の競争力レベルは上がっていた。まだ弱点が残っているエリアはあるが、これからその部分に集中していく」ダニエル・リカルド(7位)「全体的に良いレースだったと思う。当初、スタートは悪くないと思ったけど、いくつかのクリーンなレースの後、ランド(ノリス)に抜かれてしまった。彼をアンダーカットすることができたけど、セーフティカーがカルロス(サインツ)にフリーストップの機会を与えたのはちょっとフラストレーションを感じた。僕たちにとって不運だった。終盤に彼を捕えていたけど、追い抜くために本気の攻撃を仕掛けることはできなかった。でも、トップ10に戻れたことはポジティブに感じている。特にここ2ラウンドの後だけにね。短期間で僕たちの一発のペースとレースペースが堅実な改善されているのは確かだ。2週間前を振り返れば、この結果は受け入れられるものだ」ニコ・ヒュルケンベルグ(10位)「今日は大変な仕事だったし、10位以上の結果を出せなかったのは期待外れだ。レースは僕たちから離れていっているように思えた。僕たちの戦略はもっとスマートだったはずだけど、セーフティカーのリスタートで接触があってポジションを1つ失い、終了間際には数秒間エンジンを弱いモードに入れなければならず、そこで再び元の位置に戻ってしまった。やることなすことうまくいかない日曜日だった。2台がポイントを獲得できたのはポジティブだったけど、次のレースに向けて形勢を立て直して、もっと良いポジションに立てるようにいくつかのことを見直していく」