ルノーF1は2018年の目標は設定してはいないが、表彰台の可能性は除外していないとアドバイザーを務めるアラン・プロストは語る。冬季テストを終えた全体的な総合評価では、ルノーとハースがメルセデス、フェラーリ、レッドブルの後ろで“ベスト・オブ・ザ・レスト”を争うことになるとの見方が強い。
しかし、アラン・プロストは、ルノーF1の目標は改善することだけだと語る。「2018年に我々は進歩を果たすと思うし、徐々に強くなっていくだろう」とアラン・プロストは Nice Matin にコメント。「理論的には、トップ3に大きなアドバンテージがあるままだし、彼らを捕えるのは難しいだろう」「だが、シーズン中盤までに我々は新しいパーツを投入するし、表彰台の可能性は決して除外することはできない」しかし、アラン・プロストは、まだ勝利についてルノーの議題にはあがっていないと語る。「具体的な目標を掲げるのは無意味なことだと思っている。モーターレーシングでその通りにいくことはない」とアラン・プロストはコメント。「チームは構造改革を続けており、多くの新しい従業員が入り、エンストンのファクトリーは改善されている。まもなくヴィリーでも同じことが起こるだろう」「我々の努力は報われるだろう。明日か明後日か? そう語るにはまだ早すぎる。まずは今年どのような進歩を果たすか見てみよう」アラン・プロストは、2018年のワールドチャンピオンはルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルのどちらかが獲得し、自身の4度のワールドチャンピオンの記録は破られることになるだろうと認める。「冬季テストで判断すれば、ルイスにわずかにアドバンテージがあると思う。非常に小さいがね」とアラン・プロストは語る。「だが、シーズンは長い。21レースもある! 何が起こるかはわからないし、サプライズも起こるだろう。私の意見ではレッドブルも非常に競争力があると思う」
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