ルノーF1は、ジャック・エイトケンを2018年のサード兼リザーブドライバー、アルテム・マルケロフをテスト兼リザーブドライバーに起用することを発表した。ルノー・スポール・アカデミーの最上級メンバーであるジャック・エイトケンは、ウィリアムズのF1ドライバーを務めることになったセルゲイ・シロトキンの後任を務める。昨年、GP3に参戦したジャック・エイトケンは、メルセデスの育成ドライバーであるジョージ・ラッセルに次ぐ2位でシーズンを終了。2018年はそのラッセルとATRグランプリからF2に参戦する。
「ジャックはルノー・スポール・アカデミーで育てられてきたし、我々は過去数年にわたる彼の発展を目にしてきた」とルノー・スポールのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールはコメント。「彼が才能ある若手ドライバーであることは明らかであり、彼はこの機会にむけて準備が整っている」「彼はフォーミュラ2でのレースとF1のコミットメントをフルシーズンを果たしていく。彼は自分の目標を達成するための最適な環境にいるし、我々は彼の行動を見ていきたいと思っている」ジャック・エイトケンは「サード兼リザーブドライバーの役割を果たすのは素晴らしい気分だ。まだあまり実感できていないけど、チームとのかかわりを強めていきたい」「最初のバルセロナテストで現実だと感じるようになるだろうし、もう少し実感できると思う。この役割は、レースチーム、エンジニア、全てがどのように運営されているかを観察し、ニコとカルロスの間近で過ごし、彼らから学ぶチャンスを与えてくれる」また、ルノーはアルテム・マルケロフをテスト兼開発ドライバーに任命。マルケロフはロシアン・タイムからF2に参戦しつつ、ルノーでの役割を果たしていくことになる。「ルノーはF1の卓越した名前であり、彼らと契約できたことは僕のキャリアにとって本当に重要なステップだ」とアルテム・マルケロフはコメント。「今年は多くのリスニングと学習が行われるし、巡ってくるチャンスを掴み取りたい」「この機会に感謝しているし、テスト走行とロシアン・タイムとのフォーミュラ2選手権でのレースという厳しいシーズンにむけて忙しく準備を整えてきた」
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