ルノーは、F1日本GPを最後にジョリオン・パーマーがチームを離脱し、F1アメリカGPからカルロス・サインツが加入することを発表した。ルノーは「ルノー・スポール・レーシングとジョリオン・パーマーは、2017年10月8日(日)の日本グランプリ後に両者の関係を終わらせることに合意した」と声明で発表。「2018年のレースチームのドライバーであるカルロス・サインツが残りの今シーズンをドライブするために早期にチームに加入することになった」
ルノー・スポール・レーシングのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「ジョリオンのチームへのコミットメント、そして、彼のプロフェッショナリズムに感謝したい」とコメント。「ルノーがF1に復帰して以来、ジョリオンは進化する環境のなかで高い評価を得てきた。彼は素晴らしい個人的な資質を示してきた。我々は今後の彼のキャリアにおける活躍を心から祈っている」2016年にルノーでF1デビューを果たしたジョリオン・パーマーは、デビューシーズンに1ポイントを獲得。今年のシンガポールGPでは自己ベストリザルトとなる6位入賞を果たしていた。ジョリオン・パーマーは「日本グランプリが僕のルノーでの最後のレースになる」とコメント。「非常にチャレンジングなシーズンだったし、過去3年間でたくさんのことを経験してきたけど、全体的にチームとの素晴らしい旅だった」「シーズン後半のパフォーマンス、マレーシアでの初ポイント、そして、もちろん、今年のシンガポールでキャリアハイとなる6位を達成できたことは誇りに思っている」「今後のチームの活躍を祈っている。僕の今の焦点は日本グランプリでできる限りベストな結果を残すことだ。そのあと、将来のオプションを評価していける」