4度のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストが、2017年のルノーF1チームのスペシャルアドバイザーに就任した。アラン・プロストは、ルノーがF1で勝利の道に返り咲くのを手助けするために、F1トドライバー、そして、元F1チーム代表としての豊富な経験を生かす仕事を課せられた。
ルノー・スポール・レーシングのジェローム・ストール会長は、火曜日に開催されたR.S.17の発表会でアラン・プロストが、ルノー・スポールの経営委員会のメンバーになることを発表した。アラン・プロストは、F1キャリア初期にルノーでレースをしており、1993年にはルノーのエンジンを搭載したウィリアムズでタイトルを獲得している。「彼は、素晴らしい経験、素晴らしいネットワーク、そして、ドライバーと話をする能力をチームにもたらしてくれる。そのための特別なネットワークを有している」とジェローム・ストールは述べた。アラン・プロストは、ルノーがワークスチームとしてF1復帰する前にルノーのアンバサダーを務めており、ジェン・ポール・ドゥリオと共同でフォーミュラEでe.damsチームを設立している。また、リジェを買収して1997年から2001年まで自身のF1チームを運営していた。アラン・プロストは、新しい役割は“日々”のものではないが、舞台裏でルノーが決定を下すことを助けるために自分の経験を使って関与していくことになると述べた。「重要なことは、ルノーが競争力を付け、出来る限り早くに勝てるようになることだ」とアラン・プロストはコメント。「私がルノーに関与するのは初めてではないが、日々の役割ではなく、よりm舞台裏での役割となることははっきりさせておきたい」「このような状況があるのは良いことだ。委員会にいることは重要だ。将来チームが勝つために、ベストな決定、ベストな戦略を与えていくことが重要だ」アラン・プロストは、2月27日にバルセロナで実施されるプレシーズンテストに出席すると述べ、R.S.17のパフォーマンスを見ることに興奮していると語った。「非常に興奮している。クルマのサイズを見て想像できるが、大きなタイヤを装着していたかつての日々のように見える」とアラン・プロストは語る。「月曜日にバルセロナに行く予定だ。ドライバーがどのように言うか非常に興味がある」「速いコーナーでは体力的にタフだろう。F1にとって良いことだ。新しいサイクルが必要だし、新しいフォロワー、新しい観客をもたらせることを期待している。若い観客が増えるといいね」
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