ルノーの2017年F1マシンは、現在のシャシーではなく、2015年のデザインがベースになることをフレデリック・バスールが明かした。昨年末にロータスを買収して、ワークスチームとしてF1に復帰したルノーは、今年が難しい一年になることは承知しており、早くに2017年F1マシンの開発に焦点を切り替えている。
フレデリック・バスールは、現在のマシンの欠点はパワーユニットの変更が遅れたことだったし、ルノーは2017年F1マシンの開発に2015年F1マシンを使っていると述べた。「そうだね、2017年は我々にとって良いチャンスだと考えている」とフレデリック・バスールはF1公式サイトにコメント。「現在、我々はメルセデスに合わせて造られた2015年に設計されたマシンを使っている。ルノーのエンジンに変更して、我々は非常に早い段階から苦労している」「我々が2016年マシンではなく、2015年マシンをベースに2017年マシンを造っていないのは事実であり、それは大きなキャッチアップだ! だが、言ったように、2017年は我々にとって良いチャンスだ。そうだね、今は我々の構造に基づいたかなりの大きなギャップを管理することに少しストレスを感じているが、我々はそれに懸命に取り組んでいる」また、フレデリック・バスールは、2017年に集中しているので、今シーズンは最高でコンストラクターズ選手権9位を受け入れることになるだろうと語る。「まぁ、序列はかなり明白なようだし、我々はマシンに取り組んでいるので、それにチャレンジするのは難しいだろう。神からの贈り物でもない限り、大きく前に出る方法はないと思う」