ルノーは、F1開幕戦オーストラリアGPで、フェルナンド・アロンソが6位、ネルソン・ピケJr.はリタイアだった。ターン1での混乱に巻き込まれる形で順位を落としたアロンソは、後方でレースを戦うことになった。しかし、事故やセーフティカーに助けられ、アロンソはポイント圏内の6位でレースを終えた。KERSの効果に期待していたアロンソだが、レース後はKERSがそれほど有効ではなかったことを明らかにした。
フェルナンド・アロンソ (6位)「6位はベストな結果ではないけど、僕たちは満足しなければならない。難しいポジションからのスタートだったし、僕はターン1でワイドにプッシュしてしまい、後方に落ちてしまったからね。その後も困難だったので、ポイントを獲れたことは素晴らしいことだ。レース中に起こった事故やセフティカーによって、僕たちは6位でフィニッシュできた。全体的な結果と他のライバルをみれば、僕たちは結果に満足しなければならない。KERSに大きな違いは感じなかったし、その働きにはちょっと期待はずれだったよ。僕たちは次のレースでもう少しタイヤを働かせる必要がある」ネルソン・ピケJr.は、スタートでポジションをアップし上位でレースを進めたが、1度目のセーフティカー明けのリスタートでブレーキにトラブルが生じてスピン。1コーナーのグラベルでレースを終えることになった。ネルソン・ピケJr. (リタイヤ)「レースのはじめはいくつかポジションを上げられて幸運だったし、本当に満足だったよ。マシンは良かったし、一貫性のあるドライブができた。でも、セーフティカーが入ったとき、僕はプレーキに問題を抱えてスタートした。良いリスタートして、ニコ・ロズベルグをオーバーテイクしたけど、再びブレーキに触れたとき壊れてしまった。僕はスピンしたけど、幸運にもグラベルの上で止まったので、マシンにダメージは負わなかった。マシンはレースでは期待していたほどコンペティティブではなかったけど、それでもトップ8で走行していた。マレーシアのサーキットは僕たちにより合っているはずだし、来週良い結果を出すことができると確信しているよ」関連:KERS