ルノーは、中国人カートドライバーのスン・ユエ・ヤン(15歳)をルノー・スポール・アカデミーに追加することを発表した。 ルノー・スポール・アカデミーには、オリバー・ローランド、ジャック・エイトキン、ルイス・デルトラズ、ケビン・ヨルグが在籍している。スン・ユエ・ヤンは、これまでカートのWSKチャンピオンズ・カップで5位、CIK-FIA欧州選手権13位やCIK-FIA世界選手権14位といった実績を積んでいる。
「これからアカデミーを通してスンを育成することになり、ルノー・チャイナに機会を与えられることに喜びと誇りを感じている」とルノーのレーシングディレクターを務めるフレデリック・バッサーは Motorsport.com に語った。「スンはWSKで強いポテンシャルを示し、正しい下地があればF1に向けて進めることを証明した。このパートナーシップはスンとルノー・チャイナの双方にとって、大きな恩恵を受ける機会となる」スン・ユエ・ヤンは10年以内のF1レースシート獲得を目指すという。中国人ドライバーがF1の決勝レースを走ったことはまだないが、2014年のF1アブダビGPのフリー走行でフォング・アダリーがザウバーのマシンを走らせている。中国人ドライバーでは、周冠宇がフェラーリ・ドライバー・アカデミーの支援を受けてF3に参戦している。
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