ルノーのCEOであるカルロス・ゴーンが、新生ルノーF1チームにフェルナンド・アロンソを引き戻すことに取り組んでいるとジャンカルロ・ミナルディが主張している。昨年、フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダでわずか11ポイントの獲得という厳しいシーズンに耐えた。
2001年にルノーの契約下でミナルディでF1デビューを果たしたフェルナンド・アロンソは、2005年と2006年にルノーでワールドチャンピオンを獲得している。フェルナンド・アロンソは、昨年のアブダビGPでマクラーレンでのキャリアを続けていく意向を示している。「ロータスの買収、そして、コンストラクターとしての復帰で、ルノーは各部門の強化にあらゆる関心を寄せている」とジャンカルロ・ミナルディは自身のウェブサイトで書いた。「彼らは、人材、技術者、そしてドライバーを探している」「カルロス・ゴーンは、フェルナンド・アロンソをホンダから引き離すことに取り組んでいる」また、ジャンカルロ・ミナルディは、F1のコスト増加を非難。コストの増加は20年前の自身のチームが陥ったように小規模チームが存続することを不可能にすると述べた。「2台のクルマを造るために1000人のチームが4億ユーロ(約524億円)を費しているなど馬鹿げている。パワーユニットに2500万ユーロ(約32億7500万円)を支払うなど馬鹿げている。わずか数年前のエンジン価格は500万〜600万ユーロ(約6億5000万円〜7億8600万円)だった。今日、その差は2000万ユーロになっている。市場でそれを見つけるのは無理だ」「はっきりとしたプロジェクトと創造の自由があれば、我々は代わりの解決策を見つけられただろう。小規模チームもトラック上で独創的な解決策をもたらすことができただろう」