ルノーは、F1ブラジルGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位表彰台を獲得。ネルソン・ピケJr.はリタイアに終わった。6番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタート直後に7番手に順位を落とすも、ヘイキ・コバライネンをパスし序盤は6番手でレースを進める。その後、コンディションがドライに変化してきた絶妙のタイミングでピットインして3番手に浮上。さらに戦略で2番手にあがり、終盤はキミ・ライコネンの猛追を抑え、見事2位表彰台を獲得した。
この結果で、アロンソはヘイキ・コバライネンを抜きドライバーズチャンピオンシップで5位を獲得。シーズン序盤は苦しい戦いとなったが、後半は見事な戦いを見せ、アロンソの強さを再確認させた。母国GPとなったネルソン・ピケJr.は、オープニングラップの1コーナーでコースオフ。壁に接触し、1周も走行するなくレースを終えた。ルノーは、合計で80ポイントを獲得し、コンストラクターズ4位に輝いた。フェルナンド・アロンソ (2位)「今日の2位という結果は、とてもうれしい。コンディションは難しいものだったが、我々はそれでアドバンテージを得ることができた。できることは全て行い、チームは正しい判断を正しいタイミングでし、僕は、ライコネンに抜かれないよう最後までレースをコントロールした。チームにとって最高の結果だったし、シーズン終盤に向かっていい流れになった」ネルソン・ピケJr. (リタイア)「他のマシンにぶつかったのか、それとも単独のスピンだったのか、よく分からないが、3コーナーでリヤが流れてスピンを喫してしまった。自分のホームグランプリだったし、レースが荒れた分我々にもアドバンテージを得られるチャンスがあったと思うと、リタイアという結果はとても残念に思う。結果は結果として、この週末のチームのサポートに感謝したい」フラビオ・ブリアトーレ「とてもすばらしい結果だ。そして、すばらしいシーズンの締めくくりだった。チームのみんなにお礼を言いたい。今シーズンの後半は、いい結果を残すことができた。フェルナンドは、後半の8レースでは、誰よりも多くポイントを獲得した。ルノーには、我々に競争力が戻ったことをアピールすることが重要だったので、そのためのチームの努力を誇りに思う。フェルナンドとネルソンの今シーズンの努力にも感謝したい」
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