ロータス・ルノーGPは、負傷したロバート・クビサの代役としてニック・ハイドフェルドを起用することを14日(月)にも発表するようだ。ニック・ハイドフェルドは、土曜日のヘレステストでロータス・ルノーGPのオーディションに参加し、印象的なパフォーマンスをみせた。ラリーで重傷を負ったロバート・クビサは、回復に少なくとも数ヶ月単位の期間がかかるとみられている。
Auto Motor und Sport によると、ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエは、このままニック・ハイドフェルドで進めるか、もしくは次回のバルセロナテストでペドロ・デ・ラ・ロサやヴィタントニオ・リウッツィをテストするかを月曜日に決断すると報道。ニック・ハイドフェルドは、3日目のトップタイムの重要性を軽視してはいるが「今回のテストを合格したという感覚はある。あれ以上ベストを尽くすことはできなかっただろう」と述べた。「本気で望めば、誰でも空タンとスーパーソフトタイヤで走ることはできる」ニック・ハイドフェルドは、2011年のメルセデスGPのテストシートやDTM転向の交渉をしたあとに人の不運によってチャンスを得ることは「複雑な心境」であると認めた。「彼かの不運が、自分にとって好転となる可能性があるのはよく知られていることだ」「異なる状況で戻りたいというのが本心だ」「でも、チャンスだし、それを手に入れるべきだ」とニック・ハイドフェルドは主張した。「ロバートにテキストメッセージを送っているし、病院にもお見舞いに行く予定だ。でも、彼の状況は毎日良くなっていると聞いている」「彼はここで非常に人気があるし、明確なナンバー1だと言っていいだろう。彼ができるだけ早く復帰できることを願っている」「それはそうとして、僕を呼んだのはルノーだし、他の方法はとっていない」とニック・ハイドフェルドは述べた。今週のハイドフェルドの仕事のひとつは、スーパーライセンスの更新を申し込むことだ。「以前は、僕の中では重要ではなかったけどね!」とハイドフェルドは述べた。一方、代役候補に挙げられているペドロ・デ・ラ・ロサは「ハイドフェルドがポールポジションだ」と TV3 にコメント。エリック・ブーリエは「ペドロ・デ・ラ・ロサと少し話をした」と認めるが「だが、ニックの評価を行ったことで、さららる議論を行う必要があるかどうかを考えている」と述べた。
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