ルノーのチームオーナーであるジェラルド・ロペスは、ロータスの名称論争は単なる金銭問題だと述べた。31日、チーム・ロータスとロータス・ルノーGPという2つロータスが、それぞれ2011年F1マシンを披露した。グループ・ロータスは、トニー・フェルナンデスに与えた名称ライセンスを取り下げ、2011年からルノーと提携した。しかし、両者とも“ロータス”という名称について引き下がらず、この問題は高等裁判所で争われている。
ルノーのオーナー企業、ジェニイ・キャピタルの代表であるジェラルド・ロペスは、トニー・フェルナンデスが意見を曲げないのは金銭のためにだと非難した。「私は、F1だけでなく、ビジネスでもマスコミに台頭してきた。物事はありのままに言わなければならない。誰かが都合よく物事を曲げようとすればすぐにわかる」ジェラルド・ロペスは、トニー・フェルナンデスはロータスの遺産のために戦っているのではなく、単にF1の収入のために戦っていると主張した。「1マレーシア・レーシングが名称を変更すれば、FOMのお金を失う」とジェラルド・ロペスは述べた、「それが彼らの問題であり、私ももし彼らの立場なら受け入れないだろう。しかし、現実を認めるべきだ。これは金銭の問題以外のなにものでもない」