2026年のFIA F2選手権でランキング首位を走るニコラ・ツォロフが、2027年のF1昇格候補として注目を集めている。所属するカンポス・レーシングのエイドリアン・カンポス代表は、ツォロフの才能を高く評価し、「F1にふさわしい」と太鼓判を押した。一方で、2027年にレーシングブルズのシートを巡る争いは激しさを増している。レッドブル育成ドライバーであるツォロフの昇格説が浮上するなか、現レギュラードライバーのリアム・ローソンも安定した成績を残しており、来季以降のラインアップに注目が集まっている。
ツォロフのF1昇格説が加速シルバーストン大会でF2史上初となる3連勝を達成した18歳のツォロフは、その勢いでタイトル争いをリード。パドックでは、レッドブルが2027年からツォロフをレーシングブルズでデビューさせる方針を固めたとの噂も広がっている。現時点でチームから正式な発表はないものの、カンポス代表はツォロフの実力を高く評価した。「彼こそが違いを生み出している」「私たちは良いマシンを提供しているが、違いを作っているのは彼だ。あらゆることをとても簡単にこなしてしまう。それが皆を驚かせている」「正直なところ、彼にはぜひF1でチャンスを与えてほしい。本当にその資格がある」ローソンも高評価を維持ツォロフの昇格説が話題となる一方で、レーシングブルズのリアム・ローソンも評価を大きく高めている。昨季は苦戦を強いられたものの、2026年は9戦中7戦でポイントを獲得するなど安定したパフォーマンスを披露。元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、その働きを称賛した。「彼は今回も素晴らしい仕事をした」「ここまで9戦を終えて7回ポイントを獲得している。本当に見事だし、チーム内の雰囲気の良さも表している」「チームはローソンを本来の姿へと戻し、再び自信を持たせた。それはチーム文化の素晴らしさを物語っている」ローソンは2027年を意識せず2027年のシート争いが取り沙汰されるなかでも、ローソン本人は将来について考えていないと語った。「2027年もここにいるかって? 正直なところ、まだそんなことは考えていない」「今は僕たちが続けていることに集中するだけだ。最近は本当にうまくいっているからね」レッドブル育成プログラムではツォロフが急速に評価を高める一方、ローソンも結果で存在感を示し続けている。2027年のレーシングブルズのシート争いは、今後のF2後半戦とF1シーズン後半の結果次第でさらに注目を集めることになりそうだ。