レッドブル・レーシングが、新たなフォーミュラシリーズへの参戦を巡り協議を行っていることが明らかになった。フォーミュラEの最高経営責任者ジェフ・ドッズが言及したもので、次世代マシン「Gen4」の登場が関心を後押しする可能性があるという。Gen4マシンはレース条件下で時速200マイル(約320キロ)を超える速度に達し、現行世代よりも1周あたり8〜10秒速くなるとされる。電動フォーミュラの性格を大きく変える存在として注目を集めている。
「もしレッドブルがこの選手権に何らかの関心を持っているとすれば、それはGen4の登場によってさらに高まるだろう」とジェフ・ドッズは語った。「ローラン(メキース)とはよく知っている。常に会話は続いているし、我々は常に話をしている」とも述べ、継続的な対話が行われていることを明かした。フォーミュラEとレッドブルの接点はこれまでも存在してきた。セバスチャン・ブエミ、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、ジェイク・デニス、ニック・デ・フリース、ダン・ティクトゥム、ジャン=エリック・ベルニュ、ペペ・マルティなど、現在あるいは過去にレッドブルと関わりのあるドライバーがフォーミュラEに参戦している。また、ジェイク・デニスはかつてレッドブルの開発ドライバーを務めており、フォーミュラE参戦後にチームから多くの質問を受けたと冗談交じりに語ったこともある。新世代のF1マシンは電力側の比重が高まっていることから、2026年のリザーブ兼開発ドライバーの角田裕毅を乗せる可能性もあるかもしれない。さらに、ローラン・メキースの妻であるマリアは、フォーミュラEのサステナビリティ戦略アドバイザーを務めており、組織レベルでも一定の接点がある。Gen4時代の到来が電動フォーミュラの競争力を一段と引き上げる中、レッドブルがどのような判断を下すのかは今後の焦点となる。