レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2026年F1シーズンに向けて、アイザック・ハジャーをどのようにサポートしていくのかを語った。アイザック・ハジャーは、姉妹チームであるレーシングブルズでのF1デビューシーズンに強い印象を残し、2026年は4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングに昇格することになった。
レッドブルは近年、ドライバーラインアップについて大胆な決断を下してきた。2025年シーズンにセルジオ・ペレスを交代させた後、リアム・ローソンはわずか2戦で再び降格となった。一方で角田裕毅はシーズン終了までチームにとどまったものの、2026年はリザーブドライバーに回ることになった。2025年7月にクリスチャン・ホーナーの後任としてCEO兼チーム代表に就任したローラン・メキースは、ロンドンで開催されたオートスポーツ・ビジネス・エクスチェンジの場で、ハジャーの初年度をどのように導いていくのかについて語っている。「まず最初に言っておきたいのは、2台目のマシンについて、我々がもっと良い仕事をしなければならないという事実から逃げるつもりはないということだ。これは昨年後半についても同じだ。確かに角田裕毅とともに前進はしたが、我々自身が期待していたレベルには達していなかった。だからこそ、その点でより良い仕事をする必要があると分かっている」とメキースは語った。「簡単な解決策はない。これは複雑なパズルであり、我々もそのように向き合っている。ただ、アイザックが驚異的なスピードを持っていることは確かだ。昨年彼が参戦した時点でのレベル、彼のベースとなる速さは本当に印象的だった。絶対的なトップレベルにあった」さらにメキースは、トップドライバーやチャンピオンたちの成長についても言及する。「我々はまた、偉大な名前を持つドライバー、チャンピオンたちは、強い基盤を持ってスタートするだけでなく、その後も成長し続ける存在だと考えている。成熟度やエンジニアとの協働関係が深まるというだけでなく、彼らは純粋に、さらに速くなっていく」メキースはまた、2026年F1レギュレーションの大幅変更が、ハジャーにとってプラスに働く可能性があるとも指摘した。「今から言うことをアイザックはあまり気に入らないかもしれないが、ある意味では、2026年にすべてが変わるという点は彼にとって有利でもある。クルマから最大限を引き出す方法が“リセット”されるようなものだからだ。彼は初日から最大限の強度でこのプロジェクトに取り組んでいる。実際、彼はロンドンに引っ越してきたほどだ」最後にメキースは、ハジャーの姿勢とチームとしてのサポート体制についてこう締めくくった。「彼はこの挑戦を完全に理解している。とても地に足の着いた人物だし、非常に謙虚な青年でもある。我々は、彼がその才能をこのマシンで最大限に発揮できるよう、あらゆる面で彼を支えていくつもりだ」