レッドブル・レーシンのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2024年F1ベルギーGPの予選で1番手タイムをマークしたマックス・フェルスタッペン、フロントローに並ぶセルジオ・ペレスの両ドライバーを褒め称えた。マックス・フェルスタッペンは予選中に降った雨にも動揺せず、最初から最後までミスをしなかった。彼はトリッキーな半ウェットコンディションで圧倒的な強さを見せ、予選3セグメントすべてでトップに立ち、最後には0.5秒差で最速となった。
しかし、グリッドペナルティにより、フェルスタッペンはポールポジションではなく、11番グリッドとなった。一方、ペレスはQ2でぐらつき、わずか0.003秒差でQ3に進出したにもかかわらず、非常にありがたい復帰を果たした。Q3ではフレッシュなインターミディエイトタイヤを履いていなかったが、それでも明日は最前列に並ぶのに十分な走りを見せた。「マックスは今日も絶好調だった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「両ドライバーとも限界までプッシュした。マックスはセッション開始直後から終始好調だった。彼にとって素晴らしい予選だったし、ピレリにタイヤを返却してもよかったくらいだ。彼はQ3進出のためにタイヤをあまり使わず、Q3ではわずか2周でポールポジションを獲得した」「しかし、心から祝福を贈りたい。Q3でスクラブタイヤのみを使用し、そのスクラブタイヤでセクター3でマックスと0.2秒差、ポールポジションをわずか0.05秒差で逃し、フロントロースタートとなった。素晴らしい努力だ」「マックスは当然、明日のグリッドは11番手からスタートするが、これまでの例を見ても、そこからできることはたくさんある。明日の展開が楽しみだ」