レッドブルF1代表 「2025年のF1ラインナップの最終決定は急いでいない」

ペレスは木曜日、2025年のドライバー市場のダイナミックな性質を考慮して、「すべてが非常に急速に進んでいるから、今後数週間のうちに自分の将来がわかるだろう。だから、あまり長く待ちすぎないことが重要だと思う」と述べた。だが、レッドブルは来季の計画を固めようとしているのかという質問に対し、チーム代表のホーナーは否定的な答えを返した。「残念ながら、それほど近づいてはない」とホーナーは言った。 「第5戦の時点で、すでに来年のドライバーについて多くの話があるなんて信じられないことだ」「我々は二人のドライバーに非常に満足している状況にある」「しかし、今年のずっと後半になるまでラインナップについて最終決定を下す必要はない」「もちろんマックスは長期契約を結んでいるし、チェコは今年で契約が切れるが、今シーズンこれまでのところ彼は非常に良い走りをしている」ホーナーは、特にペレスがシーズン中盤の一連の低パフォーマンスによるプレッシャーの下で2023年の大半を耐え忍んだこともあり、2025年の契約交渉の迅速な解決を望むという要望を理解しているが、交渉を開始する前に、ペレスが調子を維持できるかどうかを判断したいと説明した。「もちろん、彼は間違いなく明日にでも発表しほしい考えている。チームとして特に急いでいない」とホーナーは語った。「我々は幸運な立場にあり、多くのドライバーが明らかにチームのために走りたいと思っているが、我々はこの組み合わせに満足している」「チェコが今シーズン始めた一貫性のレベルを維持できるようにしたい。いずれ、そのような選択肢を評価することになるだろう」「しかし、現時点では、我々は自分たちのラインナップに非常に満足している」ホーナーは、ペレスの後任候補として指名されていたRBのダニエル・リカルドの獲得の可能性に触れ、F1で勢いを取り戻した場合、状況を好転させる時間はまだあると指摘した。また、昨シーズン負傷したリカルドの代役として印象的な走りを見せたリザーブドライバーのリアム・ローソンは、レースシートを得るために「躍起になっている」が、優先順位は現レースドライバーにあるとも述べた。「ダニエルの手に委ねられていると思う。彼は我々たちだけでなく、他チームも注目するような、人を振り向かせるようなフォームを見せる必要がある」とホーナーは語った。「我々はまだ第5レースを終えたばかりだ。ここは彼にとってこれまでうまくいってきたトラックで、スプリントレースも予定しているので、彼が本当にここでシーズンをスタートできるかどうかを見るのは興味深いことになるだろう」 「リアム・ローソンはチャンスを掴むために躍起になっているが、それがいつ起こるか、また起こるかどうかについては何も予定されていない」「現時点でレースシートに座っているドライバーが優先されるのは間違いなく、それがどうなるか見てみるつもりだ」