レッドブルはF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーの“不適切な行為”についての告発に独自の調査を開始したと発表した。エナジードリンクを販売するレッドブルは、この問題を真剣に受け止めていることを強調し、告発を調査するために外部の法廷弁護士を任命したと述べた。レッドブルは告発の内容については詳細を明らかにしていないが、ホーナー自身は不適切な行為を強く否定している。
レッドブルは月曜日に発表した声明で「最近のある疑惑を受け、当社は独自の調査を開始した」と述べた。「すでに進行中のこのプロセスは、外部の専門法廷弁護士によって行われている」「当社は今回の件を極めて深刻に受け止めており、調査は現実的に可能な限り早く完了する予定である。現時点でこれ以上コメントすることは適切ではない」ホーナーはオランダ紙De Telegraafの取材に対し、「私はこれらの主張を完全に否定する」と述べた。また、Autosportはレッドブルに問い合わせたが、即時コメントは得られなかったとしている。ホーナーに対する告発の背景には、いったい何があるのかは不明だ。De TelegraafやF1-Insider.comなど、さまざまなメディアがれっどぶるの従業員に対する「国境を越えた行為」について報じている。Motorsport-Total.comからの情報によると、不適切な行為の疑いが最初に告発されたのは先週末だという。編集部は詳細を把握しているが、関係者のプライバシーを守るため、公表はしていない。クリスチャン・ホーナーは2005年からレッドブル・レーシングのチーム代表を務めており、F1史上最も成功したシーズンのひとつを終えている。マックス・フェルスタッペンの3年連続F1タイトル獲得に貢献したほか、レッドブルは22戦中21勝を挙げ、チャンピオンシップを支配した。ホーナーはF1での功績が認められ、モーターレースへの貢献が認められ、最近の先日の新年栄誉者リストでCBEを授与された。レッドブル・レーシングが2010年から4年連続でタイトルをダブル獲得していた2013年にはOBE(大英帝国勲章)を授与されていた。「10年前にOBEを授与されたのは思いがけない栄誉であり、今回2つ目の賞であるCBEを授与されたことは、大変ありがたく、深く光栄に思う」とホーナーは述べた。「オラクル・レッドブル・レーシングのような驚異的なチームを率い、ともに働けること、そして英国経済に多大な貢献をするこの業界で働けることは、大きな特権だ」「F1やより広範なハイテク分野でレッドブルとともに達成してきたことを非常に誇りに思っており、その努力が認められたことを大変光栄に思う」
全文を読む