レッドブルF1のモータースポーツドライバーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルの育成ドライバーであり、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリのリザーブドライバーを務めるリアム・ローソンが2023年は日本でレースをする可能性があることを明かした。リアム・ローソンは、レッドブル・ジュニアプログラムの筆頭株であり、ユーリ・ビップスが人種差別発言で同プログラムを外れた後、両方のF1チームのリザーブドライバーに昇格した。
今年のルーキーFP1枠でF1ベルギーGPとF1ベルギーGPの2回で出走を果たしており、現在、FIA-F2でランキング7位につけている。しかし、レッドブルの2つのチームには今のところ空き枠がない。レッドブルは、ピエール・ガスリーの後任としてプログラム外からニック・デ・フリースを起用することを決定している。レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコもレッドブルのジュニアプログラムが成功を収めていないことを認める。「だから、我々はデ・ブリースと契約した」とヘルムート・マルコはauto motor sportに語った。また、2023年のレッドブル・ジュニアプログラムについてヘルムート・マルコは次のように語った。「(アイザック)ハジャーはF2で走る。(ジャック)クロフォードもまだそこにいる。岩佐(歩夢)もそうだ」「新しいドライバーも数人いるが、後ほど発表される」「リアム(ローソン)はF1テストでとても速かった。彼は来年日本でドライブし、F1のリザーブドライバーの1人になる予定だ」ホンダとの育成プログラムでパートナーシップを組んでいるレッドブルは、過去にピエール・ガスリー、セルジオ・セッテ・カマラ、パトリシオ・パワード、ダニエル・ティクトゥム、ユーリ・ビップスなどの若手ドライバーを日本のスーパーフォーミュラに送り込んでおり、ホンダ系のチームで走らせている。ただ、名前を見てわかるように、日本で結果を出せなかったことがきっかけで首を切られたドライバーも多い。