レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、FIAがパルクフェルメ状況下ではサスペンションのセットアップに変更を加えるいかなるシステムであっても“違法”と明確化させたことがRB6には「まったく影響はない」と語る。レッドブルは、予選とレースの間でクルマの車高を変更することができるシステムを採用しているとライバルチームから疑惑の目を向けられたが、FIAはRB6が完全に合法であると宣言し、そのようなシステムを実装するマシンはレギュレーション違反だとするFAXを全F1チームにFAXで通達した。
クリスチャン・ホーナーは、それがレッドブルには影響を及ぼすことはないと主張。RB6に変更を施すかどうかを問われたクリスチャン・ホーナーは「いいや。我々が中国に持ち込むクルマは、メカニカル的に開幕3戦と同じだ。我々のクルマの仕様に影響を及ぼすことはまったくない」逆にライバルが変更する必要があるかを問われたホーナーは「彼らのマシンが何を持っているかわからない。私がわかっているのは、逆にレッドブルに影響はないということだけだ」クリスチャン・ホーナーは、レッドブルのシーズン序盤のペースが速かったことへの言いがかり以外の何物でもないと付け加えた。「基本的に、我々は速いクルマを手に入れている。みんなが素晴らしい仕事をしてくれたし、コンペティティブな走りをしていれば、言いがかりをつけたくなるのも仕方のないことだ」「しかし、私はそれを褒め言葉だと受け取っている。我々が14位を走っていれば、似たような言いがかりはつけられなかっただろう」クリスチャン・ホーナーはFIAの説明を歓迎していると語る。「FIAが明確化させる必要を感じたのは間違いないし、彼らは的確で信頼できることをしたと思う。必然的に安くはないであろうこの部分の開発を避けるになるからね」「懸命な決定だ。必然的に、チームはそのようなシステムを作るための莫大な研究開発費を費やすことを免れることになるし、もし誰かがそれを走らせたら、明確にレギュレーション違反になる。FIAの評決に十二分に満足しているし、我々は完全に支持している」「このようなのことは、言い回しやレギュレーションの精神とは異なる解釈を生むことがある。明確になり、いかなるアクティブライドであっても違法になるという根拠がわかったことは素晴らしいことだ」関連:FIA 「いかなる車高調整デバイスも違法」 - 2010年4月8日
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