レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2022年F1第12戦フランスグランプリの決勝レースを振り返った。F1フランスグランプリでは、マックス・フェルスタッペンが、タイトル争いのライバルであるシャルル・ルクレール(フェラーリ)が18周目に衝撃的なクラッシュを喫して戦列を去ったあと、盤石のドライビングで今シーズン7勝目を挙げた。
一方、セルジオ・ペレスは、レース終盤に導入されたVSCの解除後にジョージ・ラッセル(メルセデス)の不意打ちを受けて4位に甘んじる結果となった。「今日重要なのは、シャルル(ルクレール)が無事だったことだ」とクリスチャン・ホーナーは語った。「最初のスティントでのマックスとシャルルのバトルは見応えがあった。私たちは先手を打ち、アンダーカットを狙った。マックスは効果的なトラックポジションについていたので、我々の戦略がどのように機能するか確認できなかったのは残念だ。きっと素晴らしいバトルになっていた。結果的にマックスの完勝になり、大量ポイントを獲得できた」「チェコが表彰台に上がれなかったのは残念だ。VSC導入のタイミングが悪く、ソフトウェアのエラーでピットストップが長くなってしまった」「これからもプッシュし続けながら、パフォーマンスを余すところなく引き出していきたい。多くの要因が絡んだが、今日はチームにとって重要な1日になった」