レッドブル・レーシングは、2022年F1第6戦スペインGPのフリー走行1回目にジュニアドライバーのユーリ・ヴィップスを起用する。2022年、F1は全10チームが少なくとも2回のフリープラクティスで“ルーキー”ドライバーを乗せることを義務付けている。ユーリ・ヴィップスは、レッドブルのジュニアプログラムのメンバーであり、現在、F2にハイテックグランプリから参戦している。
だが、ユーリ・ヴィップスは厳しいシーズンのスタートを切っており、わずか2回の表彰台でランキング8に沈んでいる。ユーリ・シップスは、F1スペインGPのフリー走行1回目にセルジオ・ペレスに代わってRB18を走らせる。レッドブル・ジュニアチームのリアム・ローソン(F2にも出場)は、2022年のある時点でスクーデリア・アルファタウリをドライブする予定としている。ウィリアムズF1はすでに、フォーミュラEチャンピオンのニック・デ・フリースがアレクサンダー・アルボンの代わりにフリー走行1回目にでドライブすることを発表している。ニック・デ・フリースは、今年のメルセデスF1のリザーブドライバーであり、2021年の終わりにはウィリアムズとのF1へのフルタイムの転向が噂されていた。最終的にウィリアムズはアレクサンダー・アルボンの起用を決定し、デ・フリースは引き続きフォーミュラEにメルセデスから参戦している。また、アルファロメオF1チームは、フリー走行1回目に周冠宇に代わってロバート・クビサを起用することを発表。だが、F1でのクビサの経験を考えると、今シーズンの“ルーキー”ドの必須要件にはカウントされない。