レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、RB18のアップデートの主な目標を提示。フェラーリ F1-75との強みを比較検討し、車から何キロも軽量化することを目指していると述べた。マックス・フェルスタッペンは、マイアミで2連勝を達成し、シャルル・ルクレールとの差を19ポイントまで縮めた。レッドブル・レーシングも、コンストラクターズチャンピオンシップでスクーデリア・フェラーリを6ポイント差まで追い上げている。
レッドブル・レーシングには勢いがあるが、クリスチャン・ホーナーは、チームのエンジニアにとって軽量化が優先事項だと述べた。「イモラで物事がいかに素早く動く可能性があるかを目にした。今後、いくつかの興味深いレースがあると思う。車は順調に走っている。夏の後半にいくつかの開発が行われ、それも役立つことを願っている。我々は少し軽量化する必要がある」「常にどこでも改善できるものだ。我々は遅いコーナーを改善する必要がある。車から数kgを落とす必要がある。タイヤデグラデーションは重量の結果であるため、それらの小さなゲインを常に少しずつ追いかけている」レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンが2回、セルジオ・ペレスが1回のリアイアを経験しており、信頼性に懸念がある。クリスチャン・ホーナーは、すべてのリタイアを導いた“苛立たしい”エンジンの問題がすぐに解決されることを保証した。「特にこの車が壊れやすいとは思っていない。通常であればプレシーズンテストで見られていた小さな問題が顔を出しただけだと思っている」「苛立たしいことだが、我々はHRC(ホンダ)と緊密に協力しており、彼らは我々に多大なサポートを提供してくれている」F1スペインGPを見据えて、クリスチャン・ホーナーは、多くの中高速コーナーを備えたサーキットでアドバンテージがスクーデリア・フェラーリの方にスイングすることを予想していると語る。「互角の戦いであり、バルセロナはまったく新しい挑戦だ、高速コーナーがあり、フェラーリがその分野で強いことを我々は知っている。餅は餅屋だ。このサーキット(マイアミ)は我々に適していました。我々はそれを機能させて結果を得ることができた」とクリスチャン・ホーナーは語った。開発戦争に関しては、コンポーネントの製造コストが上昇していることから、クリスチャン・ホーナーはそれを「残酷」と呼んだ。「今年の予算上限があるため、継続的な開発を実現することは非常に困難だ。特にインフレの現状では、それは残酷であるため、コンポーネントを導入する時期を選択する必要がある」
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