レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1エミリア・ロマーニャGPで“リスク”を背負ってでもRB18にアップグレードを投入すると語る。開幕3戦で2022年シーズンを支配したフェラーリは、今週末にシーズン最初の“スプリント”が行われる週末となるF1エミリア・ロマーニャGPは、アップグレードを評価する時間が1回のフリープラクティスしかないことから新しいフロアの投入を見送ることを明らかにしている。
フェラーリの状況について質問されたヘルムート・マルコは「非常に明確だ」とRTLに語った。「フェラーリは複雑なパッケージを持っているため、セットアップが簡単だ」「我々の場合、すべてが完璧でなければ対処できない。したがって、たった1回のフリープラクティスしかなくても新しいパーツを持ち込むというリスクを背負うことにした。待っているだけではなく、フルアタックしてチャンスを掴まなければならない」「フェラーリとルクレールは強すぎる」ヘルムート・マルコは、レッドブルがフェラーリに追いつくために10kgの減量に取り組んでおり、イモラは「重量を減らすことができる」と自信を見せているが、車の重量を落とすことは「人間と同じ」くらい難しいことだと語る。「一晩でどうにかなるものではない」とヘルムート・マルコは堅田。「我々はかなり重量を超過しており時間がかかる。少なくともフェラーリよりははるか重い。バルセロナでフェラーリのレベルに近づけることができれば満足だ」また、ヘルムート・マルコは、メルセデスが明らかに問題を抱えているにも関わらず、「堅実な」パッケージを持っていると語る。「彼らの車が最速の3台に含まれていないのは確かだが、ランキングで我々の前にいるという事実がそれを示している」とヘルムート・マルコは語る。「ある時点で、ポーパシングが軽減し、空力が機能するだろう。だが、現時点では予選で1秒遅れており、直接の対戦相手ではない。しかし、それは比較的早く変わる可能性がある」
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