レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得した2021年のF1世界選手権のダイジェスト動画を公開した。ホンダF1のラストイヤーとなることが決まっていた2021年シーズン。ホンダは2022年に導入を計画していたF1エンジンを1年前倒しして投入。レッドブルの2021年F1マシン『RB16B』は初めてメルセデスF1に挑戦できるマシンとなった。
チームにはアレクサンダー・アルボンに代わって経験豊富なセルジオ・ペレスが加入。これまで実現しなかったメルセデスF1と“2台で戦う”という体制を整えた。開幕戦こそルイス・ハミルトンに獲られたが、第2戦でマックス・フェルスタッペンがシーズン初勝利を挙げる、第6戦ではセルジオ・ペレスが移籍後初勝利。第5戦から第10戦までホンダに1988年以来となる5連勝をもたらした。マックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPでのタイヤバースト、F1イギリスGPとF1イタリアGPでのルイス・ハミルトンのクラッシュ、F1ハンガリーGPでバルテリ・ボッタスに追突される不運もあったが、それ以外の18戦で、10勝、優勝以外はすべて2位フィニッシュという安定した成績を残して自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得した。