レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダが最後の2レースでメルセデスとF1タイトルを争うためには、セルジオ・ペレスが上位争いに絡んでくれることが「本気で必要」だと語る。残り2戦でレッドブル・ホンダF1は、コンストラクターズ選手権でメルセデスに5ポイント差をつけられている。一方、ドライバーズ選手権ではマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを8ポイントリードしている。
レッドブル・レーシングにとっては、2013年以来となるタイトル獲得への挑戦となるが、F1サウジアラビアGPの金曜フリー走行では、セルジオ・ペレスは、チームメイトのマックス・フェルスタッペン、そして、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのペースに匹敵することに苦労した。セルジオ・ペレスは、FP1をマックス・フェルスタッペンから1秒以上遅い11番手で終え、FP2も0.5秒以上遅れて9番手だった。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、セルジオ・ペレスのペースを落とすような大きな問題はなかったと語り、ゆっくりと自信をつけていっていると確信していると語る。「セルジオは、スロースターターだが、彼は勢いを増しており、彼がどんどん構築しているのを見ることができる」とクリスチャン・ホーナーは語った。「彼はしたたか者だ。ストリートサーキットで早すぎるリスクを冒すべきではないことを分かっている。それに彼は、ソチ、アゼルバイジャン、モナコのようなサーキットでいつもうまくやっている」「彼がそれらの基盤を構築しているのは間違いない」バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスは、両チームのコンストラクターズチャンピオンシップの希望だけでなく、ドライバーズチャンピオンシップの戦いでもチームメイトをサポートする重要な役割を果たすことになる。クリスチャン・ホーナーは、レッドブルが「ペレスをできる限りサポートするために最善を尽くしている」と述べ、オースティンとメキシコシティで表彰台を獲得した最近のフォームの上昇に注目した。「彼はここ数レースでいくつかのフォームを見つけた。彼は予選を上手く行っており、レースも上手くいっている」とクリスチャン・ホーナーは語った。「我々にはそれが必要だ。残りの2レースで彼がその戦いに参加することが是が非でも必要だ」「2台の車をプレイしたときに見たように、2台いれば他のオプションが得られる」「そして、片方だけでなく、両方のマシンで戦えることを確認したいと思っている」