レッドブル・ホンダF1は、今週末のF1イタリアGP、そして、次のF1ロシアGPの2つでメルセデスがF1タイトル争いで反撃に転じてくると警戒する。前戦F1オランダGPでは、マックス・フェルスタッペンがポール・ポジションから圧勝し、今季7勝目を挙げてドライバーズ選手権の首位を奪還した。
しかし、レッドブル・ホンダは、メルセデスが印象的な記録を保持しているモンツァでのF1イタリアGPでは、勢いの振り子がメルセデス側に振れることになると予想する。V6ハイブリッド時代のモンツァでのメルセデスは、2019年にシャルル・ルクレールがフェラーリの地元での有名な勝利を収めたことで唯一の敗北を喫しているが、それでも、そのレースで2台が表彰台に立った。「彼らのマシンとエンジンのパッケージは、これら2つの会場で常に歴史的に非常に強力であり、我々にとっては弱い会場だったと思う」とレッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャンホーナーは語る。 「したがって、私は彼らが次の2レーシでアドバンテージを持っていると予想している。だが、それが接戦であるならば、確かにそうなることを願っている」「我々にとって次の2つの週末は、可能な限りダメージを制限し、マシンから可能な限り多くを引き出すこと重要になる」クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダとメルセデスとの間の“非常にタイト”な戦いがシーズンの終了まで続くことを期待しており、現在、完全なパフォーマンスの観点から、2つのチームをのギャップは0.1秒しかないと考えている。「ザントフォールトでのレースでは0.1秒、おそらく0.2秒のアドバンテージがあったように思う」とクリスチャン・ホーナーは語る。「だが、このチャンピオンシップの次のフェースでは、メルセデスに合ったサーキットもあり、我々に合ったサーキットもあると思う」「したがって、あらゆる機会を確実につかむ必要がある。今日、我々は大きなプレッシャーの下でそれを行った。今季8勝目を収められたのは素晴らしいことだ」マックス・フェルスタッペンも、メルセデスがモンツァでレッドブル・ホンダよりもストレートでスピードアドバンテージを保持する可能性が高いことを認める。「僕たちがこれまでやってきたことを続け、チームとしてうまく協力し、細部に至るまで成功することができれば、競争力はあるだろうけど、メルセデスは僕たちに対して最高速度のアドバンテージがあるかもしれない」とマックス・フェルスタッペンは語った。 「僕たちもメルセデスも、他よりも大きなアドバンテージを持っているとは思わない」
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