レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めうヘルムート・マルコは、ジュニアドライバーのキャリアを向上させるためとはいえ、F1のライバルであるフェラーリとコラボレーションしている現状を擁護した。昨年末にアレクサンダー・アルボンがレッドブルのF1レースプログラムから外された後、レッドブルは、フェラーリ488スポーツカーをベースにしたDTM(ドイツツーリングカー選手権)プロジェクトを立ち上げた。
ヘルムート・マルコは、レッドブルがフェラーリとF1でライバル関係にあるにもかかわらず、DTMのコラボレーションすることは理にかなっていると語った。「もちろん、我々はまだF1のライバルだ」とヘルムート・マルコは Kronen Zeitung に語った。「しかし、DTMに入るとき、特別な何かが必要であることは明らかだった。それがフェラーリとだった」「我々はお互いに良好な関係にあり、哲学も似ている。このプロジェクトはシンプルに非常に理にかなっている」フェラーリもジュニアドライバーのための活動の場を見つけるのに苦労しており、カラム・アイロットをインディカーに送り込んだ。来週末のポートランド大会で、カラム・アイロットは、シボレーを搭載したJuncos Hollinger teamでインディカーデビューを果たす。「NTTインディカー・シリーズでアメリカで走るのは今回が初めてだけど、ヨーロッパで走るのとは少し変わってくるだろう」。「この機会を与えてくれたフェラーリドライバーアカデミーと、チームに参加させてくれたリカルド・ユンコスとブラッド・ホリンガーに感謝している」