レッドブル・ホンダF1は、過去にメルセデスが支配的だったポール・リカールでマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンに0.258秒差をつけてポールポジションを獲得。土曜日から搭載したローダウンフォース仕様のリアウイングが当たった。金曜日にはフロントタイヤに不満を抱えていたマックス・フェルスタッペン。チームは土曜日にむけてローダウンフォース仕様のリアウイングを選択。ストレートでのスピードに役立つとともに、前日よりも低くなった気温によってセクター3までタイヤが持つようになった。
さらにホンダのF1エンジンの進化も発揮された。これまでメルセデスのパワーが圧倒していたことで、“パワーサーキットは不利”というのが決まり文句だったホンダF1だが、高速のセクター2でメルセデスを引き離した。しかし、メルセデスF1はマックス・フェルスタッペンが最高速度でアドバンテージを得ていることを認めるが、ダウンフォースとドラッグが少なくてもW12が速くなったとは考えていない。レッドブル・ホンダF1のローダウンフォース選択について質問されたメルセデスF1のトト・ヴォルフは「シミュレータはそれは遅い仕様だと言ったおり、我々はそれを信じている」と Sky Sports に語った。「彼らが直線で速かったのを見ることができる。ローダウンフォースの翼をボルトで固定すると、コーナーでの負けがさらに大きくなる」レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスとの間のリアウィングの格差がラップ全体のペースの違いを説明していると考えている。「我々はマシンから少しダウンフォースを削った。おそらく我々とメルセデスのリアウイングのサイズからもわかるだろう」とコメント。「セクター2で使用するエネルギーが少なく、抵抗が少ないので、ストレートで速くなることができる」「それでもセクター3で非常に良いタイムを過ごすことができており、ここで競争力のあるラップタイムを生み出すのに役立っている。明日のレースでも有利に働くことを願っている」トト・ヴォルフは、メルセデスの究極の問題は、ダウンフォースのレベルに関係なく、レッドブルに比べてペースが足りないことだと語った。「ペースが足りないので、難しい週末はになっている」とトト・ヴォルフは語った。「それが真実だ。最終な淳いよりもはるかに悪そうに見えたが、我々はどこでもゲインを得る必要がある。ゲームを改善するために、我々が注目していない部分は1つもない」