レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1ポルトガルGPでセルジオ・ペレスが見せた進歩を称賛し、パフォーマンスはゆっくりではあるが確実に“仕上がってきている”と述べた。今年からレッドブル・ホンダに加入したセルジオ・ペレスは、チームでのデビュー戦となったF1バーレーンGPではフォーメーションラップでマシンがシャットダウンしてピットレーンからのスタートを強いられたが、驚異的な挽回を見せて5位でフィニッシュした。
しかし、予選2番手を獲得した第2戦F1エミリア・ロマーニャGPでは、濡れた難しい路面に足元をすくわれてスピンを喫し、ポイントフィニッシュのチャンスを潰した。第3戦F1ポルトガルGPでは、4番グリッドからのスタートでカルロス・サインツ(フェラーリ)にポジションを奪われ、ランド・ノリス(マクラーレン)とのバトルの後、4位でレースを終えている。セルジオ・ペレスは、ここまでの結果にそれほど満足していないが、走行距離を重ねられていることは良い後押しだと主張している。「ロングランでこのマシンを運転し、タイヤの世話をしなければならない方法は、僕が慣れているものとは非常に異なるので、マシンを感じて、走行距離を重ねられたのはポジティブだった」とセルジオ・ペレスは説明した。「その点で前向きな日だった。うまくいけば、トップフォームに戻って、本当に上位勢と渡り合えるようになれることを期待している。それが私たちがいるべき場所だ」「そのレベルに戻ることができると期待しているけど、毎週末、進歩することが重要だ」レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、セルジオ・ペレスがレッドブル RB16Bに乗っているたびに実際に向上していると語る。「彼はそこにたどり着こうとしている」とクリスチャン・ホーナーは語った。「ポルティマオは、風にとって本当に難しかったが、彼がクリーンエアの中にいるとき、レースがまとまってきているのを見ることができる」「彼はノリスを抜くことができた。彼は完全にコース外からペレスを抜いた。トラックリミットのまた新たな矛盾だった。そして、彼はクリーンエアに入ると、リーダーと同じラップタイムを走り、ある時点ではファステストラップを設定していた」「本当に彼は仕上がってきている。彼が成し遂げている進歩に満足している。より多くの時間と経験を積めば、完全に仕上がるだろう」
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