レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、2021年のF1復帰でミッドフィールドの上位を争うことに苦労することになると考えている。レッドブル・ホンダは、2021年のF1プレシーズンテストでパフォーマンスと信頼性のいずれにおいても好スタートを切ったが、ヘルムート・マルコは、メルセデスF1が今シーズンさらにタイトルを獲得する“大本命”であり続けるだろうと認める。
「だが、我々は過去7年間、新しいシーズンに向けて準備ができていなかった」とヘルムート・マルコは ServusTV に語った。「我々の目標はワールドチャンピオンだ」また、ヘルムート・マルコは、有名なルーキーであるミック・シューマッハを含めた何人かの2021年の主要なプレイヤーについてコメントした。ミック・シューマッハについてヘルムート・マルコは「彼がポイントに近づくのは難しいだろう」と語る。「それから彼には同じく新人のチームメイト(ニキータ・マゼピン)がいる。彼らにとっては楽なシーズンにはならないだろう」次に言及したのは、フェラーリを離れてブランド変更されたアストンマーティンF1へと移籍したかつての愛弟子であるセバスチャン・ベッテルだ。「彼はチームからのサポート、安心感を必要としている、過去2~3年のフェラーリではそうではなかった」とヘルムート・マルコは語った。「彼が突然犯したすべての間ミス、それは我々が知っていたベッテルではなかった」また、39歳でアルピーヌF1で復帰を果たすフェルナンド・アロンソについてヘルムート・マルコは「非常に野心的で集中力がある」「並外れた才能」だと評価している。しかし、アルピーヌF1については「チームはトップマネジメント全体が入れ替わった。チーム内で最も経験があるのは間違いなくアロンソだ。興味深い組み合わせになるだろう」「しかし、アルピーヌはミッドフィールドで上位を争うには一生懸命働かなければならないと思う」最後にヘルムート・マルコは、ルノーからマクラーレンに移籍した元レッドブルドライバーのダニエルリカルドがより目立つようになると考えている。「彼は確かにフィールドの正面近くにいるだろう」とヘルムート・マルコは言った。「だが、マクラーレンは大幅に改善されましたが、トップに立つことはできないと思う」
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