レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1サヒールGPの予選が僅差になることは分かっていたとし、マックス・フェルスタッペンが僅差でポールを逃したこと、そして、アレクサンダー・アルボンがQ3進出を逃したことは“苛立たしい”ことだと語った。マックス・フェルスタッペンは、ポールポジションのバルテリ・ボッタスから0.056秒、2番手のジョージ・ラッセルから0.035秒差という僅差で及ばず3番手で予選を終了。
一方、アレクサンダー・アルボンは、0.234秒差でQ3進出を逃し、12番手で予選を終えた。「予選が非常に僅差になることは分かっていたし、マックスはマシンから全てを出し切ったと思う。したがって、アレックスがQ3を逃したとの同じマージンでポールを獲れなかったことは励みになると同時にフラストレーションを感じている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「それにもかかわらず、まだ3番手であり、グリッドのクリーンな側で2列目からスタートするのは悪い位置ではない」「また、マックスは2台のメルセデスとは異なるタイヤでスタートするし、明日に関しては異なる戦略がレースでチャンスを提供してくれることを願っている」「Q3にアレックスがいないことは苛立たしいことだ。このようなショートサーキットでは小さなマージンは、最初のミスが多くの犠牲を払うことになる」「チームは今日彼に何が起こったのかを理解できるよう手助けしていくし、明日、彼はフィールドを通して良い進歩を遂げてくれると確信している。オーバーテイクは可能であり、2台で強力なレースを目指していく」