レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1サヒールGPでのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンス、特にロングランには満足していると語る。バーレーン・インターナショナル・サーキットの“アウタートラック”で初めて開催されるF1サヒールGP。金曜日の両方のセッションではルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスから出場しているジョージ・ラッセルがいきなりトップタイムを記録。マックス・フェルスタッペンは2番手だった。
それでも、クリスチャン・ホーナーは、初日の2つのプラクティスセッションで見せたマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに満足していると語る。「今週の金曜日は実際には問題なかった。予選では完全なラップを行うことができなかった」とクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンがFP2の新品タイヤでの何度もアタック中断を余儀なくされたことに言及。「ロングランで我々にとってかなり良さそうだったのは確かだ。このサーキットは先週とは完全に異なっており、新たな挑戦を提示する」マックス・フェルスタッペンは、マシンバランスについて不満を述べていた。クリスチャン・ホーナーは「このコースでは、タイヤ、ショートラン、ロングランで理想的なバランスを見つけるのは難しい」と語る。「そのため、エンジニアは今夜何かを考える必要がある。だが、今週末はかなりうまくやれると感じている」クリスチャン・ホーナーは、ロングランに関しては、マックス・フェルスタッペンは、メルセデス勢よりも速かったと語る。「メルセデスはシングルラップで速く見えるが、ロングランでは現時点では我々の方が速いようだ」「残念ながら、マックスはプラクティス中に純粋なスピードではルノーのドライバーを追い抜くことはできないと指摘していたがね」とクリスチャン・ホーナーはため息をついた。