レッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、エイドリアン・ニューウェイはF1に完全に集中しており、ホンダのF1エンジンを大きな信頼を寄せていると語る。過去に何台ものタイトル獲得マシンを生み出してきたトップデザイナーのエイドリアン・ニューウェイは、常にレッドブル・レーシングのF1マシンに携わっていたわけではなかった。
最近ではアストンマーティンのヴァルキリーのプロジェクトにより深く関わってきたが、そのプロジェクトも終了している。クリスチャン・ホーナーは「彼は今、F1に完全に集中している。過去3~4年間はヴァルキリーにより関与しており、F1も楽しんではいなかった。彼はその時点でルノーのエンジンでは競争力がないことに気づいた」と Racefans.net にコメント。「だが、今、彼は我々がより良いポジションにおり、再び自分のやっていることを楽しんでいる。彼は若さを保っており、若者に油断させないようにしている」しかし、レッドブルとしてもエイドリアン・ニューウェイに依存し続けるわけにはいかない。すでにニューウェイのもとにチームを結成している。マシンのエンジニアリング責任者はポール・モナハン、空力責任者はダン・ファロウズ、パフォーマンスエンジニアリング責任者はベン・ウォーターハウス、そして、2018年にピエール・ワシェが正式にテクニカルディレクターに任命されている。「誰もが知っているように決して1人だけではない。エイドリアンは技術部門のチーム全体のメンターとしての役割が非常に得意だが、我々は今、チーム全体を強化している。禁煙ではピエール・ワシェのような人々とともにチームを強化している」とクリスチャン・ホーナーは語る。「チームとして、我々は勝ち続けたいと思っている。だが、エイドリアンがF1に完全に集中すればより強くなるだろう」
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