レッドブルF1は、プログラム外のドライバーを起用することを決して除外しているわけではないと元ドライバーのデビッド・クルサードは語る。現在、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダから参戦する4名は全員レッドブルのジュニアプログラム出身のドライバーとなっている。だが、近年、若手ドライバーは枯渇気味であり、アレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトは出戻り組だ。
だが、その中でマックス・フェルスタッペンの才能は飛びぬけており、チームメイトのアレクサンダー・アルボン、そして、過去に1度レッドブルに昇格しているピエール・ガスリーとダニール・クビアトもフェルスタッペンと対等の走りをすることができていない。そのため、プログラム外のドライバーを起用するかどうかがたびたび議論となっている。タイムリーなネタは、セバスチャン・ベッテルがアストンマーティンF1に加入した場合に放出候補となるセルジオ・ペレスだそうだ。元レッドブルのF1ドライバーであるデビッド・クルサードは、レッドブル・レーシングは決してプログラム外のドライバーの起用に反対しているわけではないと語る。「彼らは常に最高のドライバーと最高のマシンに目を向ける必要がある。それがコンストラクターチャンピオンシップに勝つための最大の強みになるからだ。私はそのプログラムに参加していたので興味深い。もちろん、若手ドライバーとしてではなかったが、彼らがフォーミュラ1に来たとき、レッドブル・システムの一員だった」とデビッド・クルサードは語る。「私はかなり年長ドライバーだったので、彼らの若手ドライバープログラムの一員ではなかった。しかし、彼らはプログラム外からドライバーを雇うことに反対ではないと思う。マーク・ウェバーはプログラムに入ったが、彼はそれまでレッドブルのドライバーではなかった。だから、彼らはいつも最高のパッケージを提供するドライバーを走らせる」デビッド・クルサードは、レッドブルのジュニアプログラムは多くの若手ドライバーに機会を提供しており、彼らが自分のベストを示せるかは彼ら次第だと語る。「下位カテゴリーで輝いているドライバーもいるが、必ずしもF1で目立つわけではないし、その逆も然りだ。たとえば、ランス・ストロールはすべてを獲得することができたし、今はF1にいるが、彼が今ハミルトンを倒すことができるドライバーだとは言えない」
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