レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、新型コロナウイルスの発生によってレッドブルがF1から撤退することはないと明言。さらにレッドブルは独自のジュニアプログラムにも引き続き力を入れていくと述べた。新型コロナウイルスの大流行により、2020年のF1世界選手権は最初の10戦が中止となり、レースが開催されず、収入が得られないことでF1チームの消滅さえも危惧され始めている。
長期間のロックダウンは、自動車メーカーだけでなく、飲料メーカーであるレッドブルにも経済的な影響をお耐えている。新型コロナウイルスはレッドブル・レーシングのF1での今後についてどのような影響を与えるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「我々はレースチームだ。レースをするためにはチャンピオンシップが必要だ。レッドブルはスポーツに完全にコミットしている。我々全員がレーサーであり、我々全員が粘り強いレーサーだ」とコメント。クリスチャン・ホーナーは、レッドブルはF1活動をサポートし、完全にコミットしていると語る。「我々は素晴らしいチームだと信じている。仕事にとりかかったときにそれを示せると信じているし、メルセデスに挑戦できると期待している」クリスチャン・ホーナーは、7月初旬にオーストリアのレッドブル・リンクでシーズンをスタートすることはチームだけでなく、ファンにとっても重要だと語る。「マックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、もしくはフェラーリのファンであるかどうかにかかわらず、ファンに楽しんでもらいたいと思っている」とクリスチャン・ホーナーは語る。また、クリスチャン・ホーナーは、将来にむけてジュニアプログラムが重要であることを改めて語った。「過去20年間、レッドブルはジュニアプログラムに全面的に取り組んできた。また、これらのカテゴリーに焦点を当てるべきであることは避けられない。近年、進歩はあったと思うが、やるべきことはまだある。スポーツで適切な才能を獲得し、スポーツが手頃な価格であることを確認することだ」