レッドブルとホンダF1のパートナーシップは今後ますます良くなっていくとオランダ出身のレーシングドライバーであるトム・コロネルは語る。昨年、ホンダF1とのパートナーシップを開始したレッドブルは、マックス・フェルスタッペンが3勝と2度のポールポジションを獲得。2020年のF1世界選手権では最終目標であるF1ワールドチャンピオン獲得に意欲を燃やしている。
先月行われたF1プレシーズンテストで、レッドブル・ホンダRB16は昨年末のパフォーマンスをさらに向上させた走りを見せ、2020年にむけて期待が高まっている。「ホンダが素晴らしい進歩を果たしたことはわかっている。私は日本人がどのように働くかを知っているし、レッドブルで起こっていることを目にしている。ホンダはその関係に投資し、今では本当に耳を傾けている。マクラーレンでのそれは『ここにシャシーがある。そのためのエンジンを作れ』という非常に難しいものだった」「現在、レッドブルとの結婚は非常にうまくいっており、さらに多くの相乗効果を生んでいる」「レッドブルとホンダのパートナーシップの機会は、ルノーと以前とは大きく異なる。それを念頭に置けば、ますます良くなっていくだろう」2019年には、特にフェラーリと比較して、ストレートでのレッドブル・ホンダのタイムロスについての定期的に語られてきた。しかし、トム・コロネルはその原因をホンダのF1エンジンに押し付けることはしない。「単なるエンジンではなく、さまざまな要因の組み合わせだ。コーナーを速くするには、より多くのダウンフォースで走行することになり、通常はストレートで遅くなる。逆に、ストレートを速い場合、コーナーでスピードを落落ちるのはよくある。正しい調整が求められる」「さらに、それはリアウィングの調整だけではない。フロアも非常に重要だ。また、それはどの程度のダウンフォースが達成されるかによってかなり決定される」最後に成功の鍵はと質問されたトム・コロネルは「コーナーを曲がりくねって走り、ストレートで速く走るマシンがあれば、本当にすべてが完了だ」とごく当たり前の結論を述べたインタビューを終えた。
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